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【現場レポート】石川県の被災校舎を救え!大規模外壁塗装プロジェクト〜長寿命化を叶える「透湿弾性タイルRE工法」徹底解説〜

皆様、いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます!石川県をはじめ、地域に根ざした外壁塗装・大規模修繕のプロフェッショナル「塗巧(ぬりこう)」です。
本日の現場レポートでは、現在私たちが全社を挙げて取り組んでいる、石川県での大規模な校舎改修・外壁塗装プロジェクトの様子を詳しくお届けいたします。 先の震災で大きな被害を受けたこの校舎。子どもたちが一日でも早く、かつてのような安全で安心できる学び舎に戻れるよう、建物の強度と美観を取り戻す震災復旧工事が急ピッチで進められています。私たち塗巧の職人一同、地域の未来を担う子どもたちのために、持てる技術のすべてを注ぎ込んで施工にあたっております。
塗料不足の逆境を跳ね返す、塗巧の「手配力」と「対応力」
現場の様子をお伝えする前に、少し現在の塗装業界の裏側についてお話しさせてください。 実は現在、世界的な情勢の影響により、塗料の原料となる「ナフサ」が深刻な不足状態に陥っています。そのため、多くの塗料メーカーで製造ラインに遅れが生じ、現場に塗料が届かない、工期が延びてしまうといった問題が業界全体で多発しているのが実情です。
しかし、被災地の復旧工事は待ったなしです。「材料がないから工事が止まる」ということは、決して許されません。 そこで塗巧では、これまでに培ってきた独自の強力なネットワークと情報網、そして問屋さんやメーカーさんとの深い信頼関係をフル活用し、この大規模改修に必要な大量の塗料をなんとか確保し続けています。いかなる厳しい社会情勢や逆境の中にあっても、決してお客様の期待を裏切らず、計画通りに高品質な工事をお届けする。それこそが、私たち塗巧の最大の強みであり、プライドでもあります。
学校建築を守り抜く最適解「透湿弾性タイルRE工法」とは?
さて、ここからは実際の施工内容について詳しく解説していきます。 今回の校舎の外壁塗装において、建物を長期的に過酷な自然環境から保護するために採用されたのが「透湿弾性タイルRE」という非常に優れた高機能工法です。現在は、全塗装工程のうちの第2工程目に突入しています。
この「透湿弾性タイルRE」は、水系弾性アクリル樹脂を主成分とした塗料を使用する工法です。その最大の特長は、相反する二つの機能である「透湿性」と「弾性」を高い次元で両立している点にあります。
- 透湿性(建物の呼吸機能): 外部からの雨水の侵入を防ぎつつ、建物内部に溜まった湿気(水蒸気)だけを外に逃がす機能です。これにより、壁の内部に結露が発生するのを防ぎ、建物の寿命を大幅に延ばします。
- 弾性(ひび割れ追従性): ゴムのように伸び縮みする柔軟性を持っています。地震の揺れや建物の微細な動きによって外壁のコンクリートにひび(クラック)が入っても、塗膜が伸びてそれに追従し、表面にひび割れを露出させません。雨漏りの原因を根本からシャットアウトします。
さらに、学校などの大型施設で気になるカビや藻の発生を抑制する「防藻・防カビ性能」も標準で備わっています。 最終的に、専用の上塗材である「透湿弾性・REトップ」と組み合わせて仕上げることで、強靭な防水層が完成します。従来の塗料で起きがちだった「塗膜の膨れ」や「剥離(はがれ)」といった致命的な劣化症状を強力に抑え込むことができる、まさに現代の大規模修繕における最適解とも言える工法なのです。
本日の作業ハイライト:「下塗り」と「ベース(中塗り)」
本日は、この透湿弾性タイルRE工法において、最終的な仕上がりと耐久性を決定づける重要な工程、「プライマー塗布(下塗り)」と「ベース塗装(中塗り)」を実施しました。
① 塗装の命運を分ける下塗り:「キクスイ プライマー スーパーE」 まずは、すべての土台となる下塗り材「キクスイ プライマー スーパーE」を塗布していきます。これはエポキシ変性アクリル樹脂エマルション系という成分でできており、外壁材と次に塗る塗料との間を取り持つ「超強力な両面テープ」や「接着剤」のような役割を果たします。 外壁の素材が上塗り塗料を過剰に吸い込んでしまうのを防ぎ、壁面に対して強固な密着性を確保します。プライマー自体は塗ると透明になるため、完成した際には全く見えなくなってしまいますが、この「見えないひと手間」をどれだけ丁寧に行うかが、10年後、15年後の塗装の持ちを劇的に変えるのです。

② 機能の核となるベース塗装:「透湿弾性タイル・RE ベース」 下塗りが完全に乾燥し、しっかりと密着したことを確認した後、いよいよベース(中塗り)の工程に入ります。 ここでは、専用の硬化剤を混合して使用する複層仕上塗材「透湿弾性タイル・RE ベース」を塗布します。主成分である水系弾性アクリル樹脂が、先ほど解説した「防水・透湿・弾性」の要となる厚みのある強靭な層を形成します。この工程は吹付工法やローラー工法に対応しており、下地調整剤と、後に塗る最終的なトップコート(上塗り材)とをガッチリと結びつける重要な役割も担っています。

現場の写真を見ていただくと、壁面の上段が薄いブルーに染まっているのがお分かりいただけるかと思います。これが今回塗布した「ベース」の色です。一方、下段のグレーになっている部分は、塗装のさらに前段階であるセメント系の下地調整剤が塗られている箇所です。このように、塗装は一度塗って終わりではなく、役割の違う材料を何層にも塗り重ねていくことで、初めてその真価を発揮するのです。
横幅70m・ホース延長90m!職人魂が光るダイナミックな現場
今回の現場の全景写真をご覧いただければ、そのスケールの大きさに驚かれることでしょう。 なんと横幅が70メートルにも及ぶ、非常に巨大な校舎です。もちろん高さも相当なものになります。
これだけ巨大な建物を塗装するためには、手塗りのローラーだけでなく、機械を使った「吹付(ふきつけ)塗装」も駆使します。今回は、地上の機械から現場の足場の上まで、塗料を送るホースをなんと90メートルも伸ばして施工を行っています! 90メートル先まで均一な圧力で塗料を送り届け、ムラなく美しく吹き付けていくには、職人の長年の勘と、ミリ単位の圧力をコントロールする極めて高度な技術力が要求されます。ただ塗るだけではなく、足場上の安全確保や、職人同士の緊密な連携といった高度な現場管理能力が不可欠な、まさに「塗巧」の真骨頂とも言える現場です。

大規模修繕から戸建て住宅まで、外壁のことなら「塗巧」へ
いかがでしたでしょうか。今回は石川県の被災校舎における、大規模かつ専門性の高い外壁塗装プロジェクトの裏側をご紹介しました。
「塗巧」では、今回のような学校、大型マンション、工場、公共施設といった大規模な修繕・改修工事において、数多くの実績と確かなノウハウを持っています。もちろん、その高度な技術と厳しい品質管理の基準は、一般の戸建て住宅の外壁・屋根塗装にもそのまま活かされています。
「壁にひび割れが見つかって不安」「そろそろ塗り替えの時期だけど、長持ちする塗料を提案してほしい」「マンションの大規模修繕で信頼できる業者を探している」 そんなお悩みをお持ちのオーナー様、管理組合様、そしてご家庭の皆様は、ぜひ一度、技術と真心でお応えする「塗巧」までお気軽にご相談ください!建物の状況をプロの目でしっかりと診断し、最適な塗装プランをご提案させていただきます。
次回の現場レポートも、どうぞお楽しみに!

